ドローンでは、墜落事故は避けて通れない。一度も墜落したことがない人もいるかもしれないが、4枚のプロペラのうち1枚でも壊れれば、バランスを崩して落ちてしまう。6枚羽や、高度なフライトコントローラーで、ある程度対応可能機種もあるのかもしれない。しかし、おっさんの持ってるトイドローンのレベルでは、そんな機能はない。
不幸にも墜落してしまった場合、機体の捜索、回収が必要になるが、2019年初のフライトでは、つた、やぶ、ススキ、いばらのある所に突っ込んでしまった。これらが邪魔して機体が見えない、歩こうにもツタやいばらが足にからまって前に進むのがやっとだった。
↓ 2019初フライト 墜落 と 捜索の様子 (詳細は1月4日の記事参照)
今後の事もあるので、ドローンの捜索術を検討してみた
HABSAN H216AにはX-HUBSANというアプリがある。
36.0000010,136.0000010のように機体とコントローラの緯度、経度がリアルタイムで表示されるが、最小単位の0.0000001°てどれくらいかとググってみると、だいたい
0.0000001° | 1cm |
0.000001° | 11cm |
0.00001° | 1m |
0.0001° | 11m |
トイドローンを飛ばす場合は1m~10mのオーダーになるので、右から3桁目1m、4桁目10mに読み替えれば目安となる。
例えば、以下のような場合、
機体 : 36.0003253 , 136.0008735
コントローラ: 36.0003731 , 136.0008231
(経度,緯度は架空の場所です)
差は -0.0000484 , 0.0000504
つまり 北へマイナス4.8m(=南へ4.8m) 東へ5m
行った所に機体があることに(期待する)なる。
棒や旗、車など目印をたてて、そこから太陽やコンパスを利用して移動すればよい。
ただしコントローラの位置情報は携帯のGPSを使っており、同じ場所にあっても、機体のGPSとの間で差異が生じる。3~5mくらいずれることが多い。ドローンのロストでパニックになってる人間が、その辺の誤差を加味してドローンを見つけるのは、難かしいかもしれないが知恵として知っておくのもよいだろう。
画面表示 0.00001°(10のマイナス5乗 °) ≒ 1mとして計算すると
=自身の位置より北へ○○m、東へXXm行った所に
機体はあるはず! を期待する
誤差は半径3~5mくらいを目安に!
なお、以上机上での検討であって、
実際に役立つか、有効かどうかの検証は、行っていない。
あしからず!
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