懐中電灯の修理と とりとめもないお話

仕事柄、よく懐中電灯のお世話になっています。

使用状況は短時間（１秒～1分くらい）で、１日数十回（70回以下）使います。
使い始めて約２か月、その懐中電灯がつかなくなってしまいました。

 

スイッチのON/OFF回数が多いので「スイッチが壊れた」か「スイッチの接触不良」かと思いました。スイッチのON/OFFは使い始めて２か月でおおよそ1800~2000回くらいです。実際に同じ形のLED懐中電灯はスイッチの部分が壊れて使用できません。

しかし、確認してみると予想に反してLED発光部の故障であることがわかりました。

１回平均30秒使ったとして2000回で60,000秒＝1000分＝16.6時間です。
LEDの寿命が数万時間（40,000~60,000時間）と言われてますが、それに比べて16.6時間はあまりにも短いです。

 

形状の類似した懐中電灯の部品は使いまわしができる事がある

良く出回っているLED懐中電灯は主に発光部、本体、バッテリー、スイッチ部で構成されています。

使用する電池が同じであれば、バッテリーを格納する本体やバッテリーパックは各メーカー共ほぼ似たようなサイズになるものと思われます。

今回はよく似た大きさのスイッチの壊れた懐中電灯Bがもう１個あったので確認してみると、ネジのピッチやバッテリーパックの大きさも同じです。

 

今回壊れた懐中電灯Aと以前から壊れて捨てずにとっておいた懐中電灯B。
懐中電灯Aと懐中電灯Bの発光部、本体、バッテリー、スイッチ部をとっかえ、ひっかえすれば何とかなるんじゃないか？

 

という事で変身合体した懐中電灯Ｃがこれ（アフター）です。ビフォアーの状態から大きく変わってます。
元からあった部品は青色のスイッチ部分と本体内の電池パックだけです。

その場しのぎの急ごしらえですが、結構ナイスだと思います。

単4電池ｘ3個の電池パック（電池ホルダー）

私の持ってる懐中電灯の電源は単4電池1.5Vｘ3個を1つにまとめた4.5Vの電池パックが使われてます。

交換のたびに思うのが、

全てがめんどくさいです。

入れ方の組み合わせは、電池３個の入れ方と電池パックの極性で

2ｘ2ｘ2ｘ2＝16とおりもあります。

１カ所でも極性を間違えるとライトは点灯しません。

自分の電池の入れ方が間違っているのに、商品のせいにしたくなる、している人もいると思います。

 

新しい懐中電灯を物色していると、電源に18650バッテリーを使う懐中電灯があることを知りました。

１本で大容量、充電もできます。

 

18650タイプ、22650タイプのリチウムイオン電池

今まで知らなかったのですが、LED懐中電灯には18650タイプや22650タイプのリチウム電池を使った商品があります。

18650タイプや22650タイプのリチウム電池、電圧は約3.7V。容量は2000ｍAh～7000ｍAh。

18650タイプ　直径が18mm、長さが65.0mmの円筒形のリチウムイオン電池。
22650タイプ　直径が22mm、長さが65.0mmの円筒形のリチウムイオン電池。

参考までに反３電池、単４電池のサイズは

単３電池　直径14.5mm、長さ50.5mm
単４電池　直径10.5mm、長さ44.5mm

家電量販店ではあまり見かけない商品です。

 

18650電池のデメリットとしては、充電に時間を要するので、充電をし忘れたまま放置していると、いざとゆう時に使えない点です。

リチウム電池の電圧は3.7Vなので単4電池ｘ3個で4.5Vとなり18650タイプや22650タイプのリチウム電池の代用ができる場合があります。各バッテリーのサイズは異なるので変換アダプター、電池ホルダーが必要となります。

 

単4アルカリ電池x３個の電池パックと18650電池１本のどちらでも使える懐中電灯があるので、充電されてない時には緊急的に単4アルカリ電池パックで対応する事も出来ます。

 

18650タイプ のリチウム電池 は100均で売っていることもあるという情報もあるので、今度みてみようかと思います。ただ、リチウム電池は発火や発熱に注意する必要があります。18650リチウム電池を使う懐中電灯の筐体にアルミ製が多いのは、LEDの発熱対策に加えてリチウム電池の発熱、発火対策にもなっているのでしょう。