水漏れの経緯・兆候
数週間から1か月くらい前の事です。1月、2月の大雪の後、家の周りを散策していると雨漏りらしき箇所を発見しました。
その時は、
屋根の雪解けで、雨どいの水が、変な所から漏れ出しているのかな?
と思ってあまり重大には認識してませんでした。
ただ、ここ最近はお天気も良く、屋根の雪はすべて溶けてます。
なのに、客間そばの洗面所の床下、壁付近からポタポタと水が落ちています。
真剣に調査してみる事にしてみました
洗面台の床下から撮影
反対側から見たもの
携帯カメラで水漏れ部分周辺を撮影してみると、水道管から水漏れしているように思えます。
水漏れは外壁と内壁の間から床下を通って50cm下の地面のにポタポタと落ちています。
石膏ボードと垂木の間に断熱材のグラスウールが見えますが、ここから水が漏れているようにも見えます。
水道料金の確認
本日、水道料金のお知らせがポストに投函されてたので、前回、及び昨年の使用量、料金と比べてみました。
水道使用量と料金の比較(前回および前年と比較)
期間(おおむね) | 2023 | 2022 | ||
11/15~1/14 | 42㎥ | 4,763円 | 60㎥ | 7,040円 |
1/14~3/14 | 76㎥ | 9,644円 | 44㎥ | 5,016円 |
1/14~3/14の使用量は76㎥で前回の1.8倍、料金は9,644円で前回の2.0倍。
前年の同時期と比べても使用量で1.7倍、料金で1.9倍となってます。
今年の冬は大雪の場合でも井戸水で融雪してますので、水道使用量と融雪と無関係です。
以上の事から、使用量、料金が前回の2倍近くになるのは異常に思えます。
対策検討
対応、対策としては3択です。
- 業者、プロに頼む
- 自分で治す
- 自分でトライして、ダメならプロに頼む
・室内、洗面台から問題の箇所は確認できない。
・外壁を外さない壁、と問題の箇所がわからず、修理も難しそう。
・床から水漏れしてるので、業者に頼むと高額になってしまいそう。
という事になりました。
自分でトライして、ダメならプロに頼む
外壁を取り払う
まずは、外壁を取り払わなければ、状況把握もできず今後の方針も決めれず、先に進めません。
外壁のトタン板を剥がすのは生まれて初めてです。
なにせ、お金がないもので。
用意した道具
- 釘抜き
- 金づち
- 木の木っ端(こっぱ)
- バール
- 隙間あけ(赤いやつ)
- やっとこ
一番良く使った道具は釘抜と金づち。(写真では左から2番目と4番目)
やっとこはほとんど出番がありませんでした。
価格:1265円 |
トタンの仕様
トタンは幅25.4cm+α、長さ(高さ)約250cmの板で角波トタンというらしいです。
この板を何枚も並べて、継ぎ目の部分は重ねて、釘を打って固定してます。
トタン板のかけ合わせは1cmくらいで凹んでいます。ここに釘が打たれています。
クギを抜きは簡単かな?
とおもっていたら、苦労しました。
釘の仕様
クギはさびにくいステンレス製かと?
トタン板のかけ合わせは1cmくらいで凹んでいます。ここに釘が打たれています。
なので、一般の物では1cmのみぞに釘抜をかますことができません。小型の幅1cm、全長20cmくらいの釘抜を使いました。去年亡くなった父の大工道具です。感謝!感謝!
それでも、釘抜きの二股部分にクギの頭がなかなか噛んでくれません。金づちでかちこんでやっと頭の一部分が噛んでくれる程度です。
板1枚で関係する部分20~30本を抜くのに1~2時間くらいかかりました。
釘の頭が噛んでくれない理由は釘の構造によるもの?
この釘には抜け防止のために1mm毎に小さな突起があります。
1度打った釘が小さな突起が負荷になりストッパーとなって、なかなか抜けないのです。1mmも釘の頭を浮かせる事が出来ず、トタン板を破壊してしまった部分もありました。
釘抜きのコツはしいていうなら
徐々に釘抜を寝かせながら叩き、
クギの頭の下に潜らせる。
というイメージ!
1回たたくたびに釘抜きの角度を寝かせて釘の頭の下に潜りこませます。
何度かやってみるとかなり成功するようになりました。それでも、失敗やてこずる事も多かったです。
状態確認
本来なら、幅約25.4cm、高さ約250cmの角波トタンに撃ってある釘を全て抜いてしまえばいいんですが、先ほどから述べてるように、非常に時間がかかるため、ある程度、作業スペースが確保できそうな状態になった時点でトタン剥がし作業は一旦中断する事にしました。
状況確認です。
石膏ボードが水を含み一部脱落、グラスウールの断熱材も水を含んでいます。
原因は氷点下時の水道管破裂による水漏れなのか?
原因は、雪解け時の水漏れではなく、水道管からの水漏れであることが確定しました。
そういえば、この冬は水道管が凍ってボイラーのお湯が出ない事が2度ありました。
問題の洗面所はお客様用でほとんど使っていません。氷点下でボイラーの水も出ない時に洗面所へ行く水道管の水が膨張し、行き場を失ってパイプの弱い部分に圧がかかって割れたり、ヒビが入ってしまったのかと思われます。
洗面所の水を少しづつ流して凍結を緩和させたり、凍結し氷が膨張➡水圧がかかり水道管が破裂の流れを緩和したりできたかもしれません。その他の蛇口は水道管破裂防止のため、水を少し出していたのですが、客間の洗面所は、水を出し忘れていました。
洗面所と隣接する水道蛇口は20m以上離れており、膨張する距離や体積、圧力は相当かかっていたものと想像します。
水道管の水圧は一般に2.0~4.0Kgf/c㎡
塩ビパイプの耐圧は7.5Kgf/c㎡
程度という事です。
水道管が破裂するという事は7.5Kgf/c㎡以上の圧力が塩ビパイプにかかったという事です。
最終判断 あとはプロに頼むことに!
原因は推測できたので、石膏ボードとグラスウールをカッターでカットし、水道管が見えて作業ができるように作業スペースを確保しました。
ただ、どこから水漏れしているのか正確な位置がわかりません。
わしの手には負えんかもしれない!
業者を呼ぶしかないか?
あとちょっとなのですが、(そろそろ田んぼの方も始めないといけないので)業者を呼ぶことにしました。
続きは後日投稿予定
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