用水路のせき板の製作

しろうとの修理
用水路のせき板
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田んぼのネタが続きます。この時期、田んぼ関係の作業が多い。

おそらく、ほとんどの農家の人と同じように、おっさんの若いころは田んぼ仕事が嫌いだった。しかし、ここ2年くらい、結構昔よりも楽しんでおります。?

今は田植前の田んぼの整地作業に関係することが多い。先日は、用水路から田んぼに水を入れる際に用水の一部をせき止める板が、知らぬ間に流されてしまったようなので、新たに板を製作する事にした。

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堰板(せきいた)の役割

この板の事を正式に何と呼ぶのだろうか。おっさんは今まで錠板と呼んでいたが、関き止め板、堰板(せきいた)と呼んだ方がよさそうである。とりあえず、せき板と呼ぶことにする。

用水路には取水口の30cmくらい後方に溝が彫られている。せき板は用水路の溝に差し込んで水を一部せき止める事が出来、小さなダムがつくられる。
ダム(せき板)の上流数十cmの田んぼの取水口では水位が上昇し、田面との落差が増え、田んぼ内により大量の水を取り込むことができる。

 

 

わかりにくいかもしれないが、水位の上昇は、取水口のポッチや水のぬれた跡が、堰板の有り、なしで異なっている事で確認できる。

せき板の高さは人によっていろいろである。100%近く水をせき止めてしまう者もいれば、5cm堰き止める者もいる。用水路は共通のライフラインでもあるので、川下の方の事も考えて控えめにするべきだと思うが、この時期はそうもいっていられない事もある。せき板は高さ5cm程度でも田んぼに入ってくる水の量は劇的に大きくなる、重要な部品である。

 

材料、道具

最近よく耳にするSDGs(持続可能な開発目標)、私はよく理解していない所が多い。

あるものは使え、もったいない精神、リサイクルもSDGsの精神、要因の1つになり得るものと思うのだが…..。材料はは材。道具は父の工具や道具を使わせてもらった。代金は0円也。しいて言うなら電気代のみである。

端材(はざい)

去年壊した箪笥の引き出しを使用した。数十年前、おっさんが小・中学校の頃のたんすの引き出しだ。最近の物に比べて硬くて頑丈そうだったので、ちょうどよさそうだ。半世紀越しのリサイクルである。

せき板は長時間水にさらされるので、ふやけたり、腐ったりしないか、水に対する耐久性の不安が残る。水に強い材料としては椹(さわら)の木が良いと父にきいたことがある。さわらは風呂桶、寿司桶、浴槽、水回りに使われている。

せき板の材料は水に強い椹(さわら材)がおすすめ

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電動のこぎり(あれば)

長さが30cm以上で材料も硬い木を切断するには便利。ケガには注意!

のこぎり

中程度の形状出しに使用

ノミ

複雑な形の部分を削り取る

金づち

ノミとセットで使用

マジック

 

作業

 

既存の錠板の形状をマジックでトレース

材料を切断

電動のこ切りまたはノコギリでは材料を切断する。

ラフな形状を切り出す

次の曲線部、詳細形状の工程がスムーズに行えるように、ノコギリを使ってラフに形状を近づけてゆく。

曲線部、詳細形状を切り出す

ノミを金づち叩きながら曲線形状の輪郭を多角形的に近似するようにそぎ落として行った。ノミは手で木を削って使うものだと思っていたが、金づちで叩いて掘る、そぎ落とすイメージで今回使用した。

 

 

完成

出来上がりはこのようになった。写真上が古いせき板、下が新しく製作したせき板だ。

素人のにわか大工仕事ではあるが、我ながらまあまあの出来である。

 

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