稲の刈り取り時期の判断には、色々な方法があるようだ。
出穂後の日数で判断
稲の刈取り時期は稲の銘柄によって日数が異なる。コシヒカリの場合、出穂日(稲の穂が田んぼ全体の50%以上出た日)より38日以降で刈り取り可能と言われている。
稲の刈取り時期は地域によっても日数が異なり35日のところや40日の地域もあるようだ。
籾の水分25%で判断
モミの水分を測り25%以下なら刈り取り可能。
籾の水分は水分計で測定する。
出穂後の積算温度で判断
積算温度とは出穂日(稲の穂が田んぼ全体の50%以上出た日)からの気温を累計した温度のこと(単純積算温度)出穂日の判断によって3日分積算100℃くらい変わってしまう。
コシヒカリの場合は累積温度990℃、あきさかりの場合は1100℃であきさかりの方がより、太陽を一杯浴びていることになる。
2019年に改めて、表を見直したのだが、このグラフで見ると2018年の積算温度は赤の太めの実線で、2019年は青で表示している。2018年のコシヒカリは、収量が非常に悪かった。規格外の米は屑米扱いで、価格が極端に下がってしまう。
コシヒカリの収穫目安の積算温度は990℃、出穂後38日と言われている(グラフのオレンジが、基準値)
2018年の実際に刈り取った時期は赤の破線の交差したところなので、基準積算温度990℃を+80℃超えているが、出穂後38日の条件は2日くらい足りない。だからかどうかはわからないが、出来は良くなかった。早く狩り過ぎたのかもしれない。
そこで、今年2019年はオレンジラインの右上の第1象限(確か、数学でこう呼んでたかと思う。林先生もたまに使っている)で稲刈りをする予定だ。グラフの青実践のクロスしたところで、標準+2日、基準積算温度990℃+88℃で刈ることになりそうだ。
積算温度は、日々の測量と計算で算出できるが、もっと簡単に測るものとして積算温度計というものがある!
穂の筋(ひげ)の色を見て判断
稲穂に、モミがたくさんついているが、モミには、ひげみたいなものでつながっている。このひげが茶色くなった頃がよいとの話もある。(父の話)
2019/9/5 撮影
赤矢印のひげ部分、何て呼ぶのか?
上側の矢印は茶色だが下側の矢印はまだ青い。
写真を見ると、穂先から、モミが登熟していくようだ。いまさらながら、初めて知った。
実りの秋! 米一粒が万倍の粒に!
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10日にはやっと、コシヒカリの稲刈りができそうだ!
暑い日が続きます
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