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除草剤、はじめてニトウリュウをまいてみた

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weed killer nitou-ryuu
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毎年、今頃になると、田んぼの中や、畔の草が急に大きくなる。

雨上がりの今日も、久々に田んぼの様子を見に行くと、数日~10日くらい前まで全く気にならなかったところの草が20cmくらいに伸びていたところもあった。気温も高く雨の日が続いたためだろうか。

 

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田んぼの中の厄介な雑草

田んぼの中の方は、駆除が困難なホタルイオモダカが出始めてきている。

ホタルイ

ホタルイ田植え後約1か月の6月20日時点でほとんどが5cm以下、長いもので20cmくらい。毎年駆除に困っている。稲刈りの頃にはツンツンの長い葉っぱが足元にからみついて、歩きにくくなるくらいに繁殖してしまう。

ホタルイの繁殖力が強い分、稲の肥しを横取りして稲の生長を邪魔する。昨年は米粒の大きさが、例年に比べ小さかったように思えた。

オモダカ

オモダカ2葉くらいでも、根っこには種と言うより球根のような1cmくらいの芋の形をしてできている。背の高いもので朝顔の葉っぱのような形をして10~15cmくらいのものもある。したたかな雑草である。去年は、同じ場所を2、3度日を変えて、手作業でオモダカを引っこ抜いて駆除していた。

 

除草剤の効果

除草剤の効果のある期間ってどのくらいなんだろう。

おっさん家の場合は、田植後1か月くらい経つと小さな雑草の葉っぱが出始めてくる。よーく見ないとわからない場合が多い。

水を切らさない(潅水型除草剤)

1回目の除草剤は田植えの時、植付けと同時にまいてに水を張って使用している(潅水型除草剤)。
後で紹介する2回目に散布する除草剤ニトウリュウも潅水(かんすい)、つまり水を張って使用する事を前提にしている。そのため水が切れやすい地面の高い場所では雑草が生えやすくなる。

圃場に「水を張って数日間は特に水を排水しないように!」との旨、使用法に書かれている。
地面が見えるまで水が減ってしまった場合は、水をいれても良いと自分では認識しているが、その辺のところは多少グレーゾーンのように思う。

 

除草剤は数年ごとに変更した方が良い

雑草の駆除において、除草剤は数年ごとに変更した方が良いと聞いている。今年は除草剤を、ゴエモンからガンガンを主に切り替えた。ガンガンはゴエモンに比べ価格も1Kg当たり300円程安くなる。効果の程は初めて使う薬なのでわからないけれど。

 

今の時期(6月ごろ)の圃場内雑草の駆除

除草剤の説明では中期剤にあたるのだろうか。後期剤にはバサグランという除草剤がある。

おっさんはいままで後期剤のバサグラン粒剤を使っていた。しかし、

バサグランは落水散布で3日間、浅水散布で5日間、水の出し入れができない。
ちょうど梅雨の時期と重なることが多く、雨が降って当然のこの時期は散布するタイミングが難しい。「3日~5日間、大雨が降らない事」の条件にあった時に散布する必要がある。毎年、散布の時期をのがしてしまったり、散布しても効果が薄かったりしている。
落水散布除草剤の欠点である。
そこで今年は潅水散布(水をはって散布)するニトウリュウジャンボを初めて使ってみる事にした。

ニトウリュウジャンボ

1反=10a=1000㎡=10mX100mあたり500g散布。10個パックになっており1個分は50g=1a=100㎡=10mX10m。

フムフム。

水をはった状態なので、たぶん10mx10mの範囲で均等に広がるであろう。

 

10mおきに投げ込んでやればいいんだな!

丁度コンクリートの継ぎ目が10mおきくらいにあるので、これを頼りに投げ込んでゆく。


 

運動音痴のメタボなおっさんは、めい一杯腕を後ろに持って行き力いっぱい前へ突き出す。

 

目標は4~5m前方だ。

あっ!

やってもうた!

 

除草剤のパックは私の目の前2mくらいに着弾。なんともお恥ずかしい。人が見てなくてよかった。

パックは重量が軽く形状的に空力特性が悪いので、投げた途端に失速、急降下、着弾してしまった。(お見苦しい言い訳です。)

何個か投げているうちにだんだん、コツがつかめてきた。ような気がする。

 

まるでクモの子を散らした時のよう

 

投入後しばらくすると、外装がはがれてか溶けるかしてきて、中にある薬剤が飛び出してきた。まるで、クモの巣の卵を割った時に、蜘蛛の子が散ってゆくときのような、みてて爽快感のある光景が始まった。想定していなかったのでプチびっくりした。
それぞれの粒(蜘蛛の子)は水に浮いて同心円状に広がっていった。
私は中心から3mくらい離れたところに立っていた。粒(蜘蛛の子)が回転しながら最後は2つに分離して消滅した。すでに、圃場の高い所から流れてきた薄い膜状の流れの中に蜘蛛の子のような粒が回転してくると粒の周りだけ薄膜は直径5センチくらい引きはがされていた。
みてると、なかなかにおもしろい。
あとは、効果があるのか、投入時期が適切だったのかが気になるところである。

数か月経っての効果確認

ニトウリュウを施用後、数か月経過した状況で振り返ってみると、
ホタルイに対して除草剤ニトウリュウの効果は大きかった
毎年のようにはホタルイに悩まされていたのだが、今年は気にならないレベルまでホタルイの繁殖が低減された。
今までは、圃場内を歩くと、数十センチに伸びたホタルイが足にからみついてきたのが今年は全く絡まない。
これは、ニトウリュウの効果といっても良いだろう。
水を張って使用する潅水タイプの除草剤は、扱いやすい。水を張らないタイプの除草剤は、施用時期が梅雨の時期と重なることが多く、雨の降る確率も高い。雨が降ってしまうと効果が薄れてしまう。
除草剤ニトウリュウの施用時期も適切だったと思える。
来年も、ニトウリュウで6月20頃を目安に施用しようかと考えている。
1つ気になる点としては
オモダカに対してニトウリュウは、ほとんど効果がなかった
駆除が困難とされているアサガオの葉っぱに似たオモダカは、期待したほどの効果は無く、地中に数センチ大の芋のようなものがうまっており、背の高いものになると地上30cm以上に育っていた。
オモダカは、手作業で何度か抜き取ているにも関わらず、最後には大繁殖していた田んぼもあった。
稲刈り後に根こそぎ枯らすラウンドアップを施用したのだが、翌年どうなるか!効果があるのか/無いのか結果が待ち遠しい。

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