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田植時の水深をカラカラ水から浅水に変えてみた、2024年より

田んぼ
hartono subagioによるPixabayからの画像
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田植えの際には水を落とす

「田植えの際には水を落とす」というのはこの地域、いや全国的には常識だと勝手に思っているのですが。

おっさんの場合は、土が見えるくらいに水をカラカラまたは水があまりない状態にして田植えをしていました。

2023年までは。

 

土が見えるまで水を落とすと

次に自分が進むべき進路(マーカー)がしっかり見える。

田植機の勢いで波が立って、苗が流されたりすることが少ない。

風で水面が押され苗が浮いたりすることが少ない。

今までは、この方法で満足してました。

 

田植えの際に水を多目(深水)に張ると

マーカーが見えない為、まっすぐな進路が取れず、見た目が汚い。

苗が水くぐりしてしまい、最終的に枯れてなくなってしまう事がある。

根がしっかり貼っていない状態なので波や風で苗が浮いてしまう。

総合的に良い結果とはなりません。

 

今年発見した事

ただ、毎年気になっていた事が、

おっさん家の田んぼは、所々に小山(3~5cm程度)が出来ている。

田植前にはなかったのに、田植後に小山が発生しているのだ。

よその田んぼは、おっさん家の田んぼより小山が少ない。

 

原因は田植機の車輪にまとわりついた土

原因は車輪にまとわりついた土である事は前からわかっていたのだが、

これと言った対策はないのであろう!

 

とあきらめていた。

ところが、ふと気づきました。

 

田植えの際は水は少な目に張ると、土がまとわりつかない

ハッキリ何cmとは言い切れないのですが、以下のような繰り返しを低減させるのが目的です。

田植機の車輪に土がまとわりついて、まとわりついた土が数数mおきに落下し山となってしまう。
雪だるま式にある程度大ききなった土の塊が数mごとに大きな穴を作ってしまう。

土が空気に触れるまでガチガチに水を落とすのではなく、苗が浮かない程度に水を張るイメージです。

マーカーが水で消えてしまわない水深をとる事も大事です。

 

田植えの際は水は少な目に張ると

田植えの際は水は少な目に張ると、田植機の進路マーカーが消えない

次に走行する進路がハッキリとわかる。

植付け後の見た目がまっすぐできれい。

 

田植えの際は水は少な目に張ると、苗が浮きにくい。浮き苗が少なくなる

風や田植機の移動による圧により波が発生し、苗が浮いたり流されたりすることが少なくなる。

 

田植えの際は水は少な目に張ると、土の見える箇所(小山)が減って雑草が生えにくくなる

潅水タイプ(水を張って使用するタイプ)の除草剤は土が見える小山部分には薬剤が届かず除草効果が発揮しにくい。

小山が少くなれば、潅水タイプ、水溶性の除草剤の効果が発揮しやすくなる。

結果、雑草が発生にくくなる。

 

田植え完了後の注意

なお、田植直後には追加で水を張ります。水深によっては、後日浮き苗が発生する可能性があります。

田植後に水を張りすぎると、除草剤が圃場外へ流出し、効果が薄れてしまいます。

 

水管理で私がよくやる失敗

圃場が何カ所もあって水を止めるを忘れてしまう事がありました。

田植えで疲れて圃場の水を止めるを忘れてしまう事がありました。

田植え後、大雨が降って、排水側から除草剤が流れて効果が減ってしまう事がありました。

 

まとめ

田植の際には圃場の水を浅めに張っておく。

 

・車輪に土がまとわりつかない。
・土が見える箇所(小山、凸部)が減って雑草が生えにくくなる
・田植機の進路マーカーが消えない
・苗が浮きにくい。浮き苗が少なくなる

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