毎年のように行われる田植え
今年もコシヒカリともう1品種田植えをしました。
途中、施肥機の肥料を供給するホッパーのうち2カ所が山になっている!
6条植田植機なので2条分がほとんどor全く肥料が行っていない事になる。
わっかっちゃいるんだけど!
明日は、もう1品種の田んぼの仕上げで共同で使用するトラクターの予約もしてあるしー
2週間経って
田んぼの水を見に行ったついでにボーっと苗を見ていると、苗の色が違う事に気づきます。
黄色い苗は肥料が不足している苗です。
田植機には6カ所肥料を投下する部分があって、進行方向左から①番目と⑤番目がどこかで詰まってたため①と⑤の肥料を供給するホッパーだけ肥料が盛り上がっていました。先ほど述べてように、途中で気が付いてはいたのですが、時間の都合もあって無視、放置していました。
2週間後の結果がこのありさまです。
A.1列だけ色が薄く黄色っぽい列とB.2列並んで苗の黄色っぽい列の2パターンあります。
① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑥ ⑤ ④ ③ ② ① ① ② ③ ④ ⑤ ⑥
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①番目と⑤番目の肥料が出てないので2週間後には上記のように列によって苗の色に差が出てきたのです。
田植機は反対側の畔に到達するとUターンして隣の列に沿って苗を植えて行くために
A 1列だけ色が薄く黄色っぽい列 I
B 2列並んで苗の黄色っぽい列 I I
の2つのNGパターンが出来たのです。
どうしよう
小さい田んぼではありますが100mx24mくらいの面積です。
人間が歩くと計算上はざっと100mを20回歩かなければなりません。
(24m÷3.6m)x 3回=20.0回
距離にして約2Kmです。
往復分の幅3.6mで4回歩かなければならなかったところですが、運よく端っこの①がUターンすると隣同士①①になるため、3回で済みます。
片道5~10分かかったとして、20回分で100~200分かかる計算です。
2Km、200分歩くのはつらい!
手抜きしよう!
①番目の列なる所 ①①のパターンの部分だけ手で巻くことにしよう。
これだと多くて7回、肥料を持って反対岸、反対の畔まで行って往復で3、4回。
24m÷3.6m=6.67回
距離で700mくらい。この辺りが妥当なところか?
不足分の肥料の計算
肥料をまく前日、あらかじめ計算しておきました。
24aの田んぼで26Kg/10aの施肥量。1条分なので田んぼ全体では2.4x26Kg=62.4kg
62.4Kgの1/6(1条分)を手まきするので62.4÷6=10.4Kgの肥料を用意しました。
10.4Kg÷(24m÷1.8m)=0.782Kg 片道1条分
となります。
今回は1条分ですが隣り合った部分を手まきするので片道0.782Kgx2で約1.6Kgをまくことになります。
1条分片道100m1.6kg不足
肥料の1.6Kg(0.8Kg)ってどんだけー
最近はペットボトルを色々な場面で使います。
灯油や軽油を移し替える時のロート代わりにしたり、
取りあえず最初は深く考えずにちなみに最初はA.パターン1列だけ色が薄く黄色っぽい列 Iを想定した800gの容器を作成ました。ペットボトルの中ほどにはさみを入れ0.8Kg入りそうな容器を製作しました。
1.6Kgなら2Lのペットボトルに収まるんじゃねー
ペットボトルの底にはさみを入れ1.8Kgほど入りそうな容器を製作しました。
しかーし、思ったよりも1.6Kgの肥料はかさばります。1.6Kg全ては入りきりません。こぼれてしまう可能性もあるため、使い勝手が良い容量としては容器の80%、1.2Kgくらいしか入りません。
しかたなく、同じサイズのペットボトルでもう1個800gの肥料を準備しました。
800gX 2本でB.パターン 2列並んで苗の黄色っぽい列 I I を対応する事にしました。
往復できるように対応
まだ、問題が!
1.6Kgの肥料=800g入りペットボトルx2本では片道分
作業性の観点から、一度田んぼに入ったら反対岸の畔で折り返して戻ってこなければなりません。
1.6Kgの肥料は肥料不足の苗が隣あった2列の片道分だけです。帰りは空足です。
往復で3.2Kgの肥料が必要となります。
3.2kgもの肥料をぬかるんだ田んぼの中で持ち歩けるものと言えば
肥料桶しかありません。
最終的には
さらに800gの肥料入りペットボトル2杯分用意
しました。
作業は2時間ほどかかりました。
もう1枚大きな田んぼ64a、100mx約64mが残ってるのですが、戦意喪失です。
反省
翌日の作業スケジュール、予約があったとはいえ、肥料が出てないを知ってて田植え作業を続行してしまった事は、今となっては間違いだった。
後処理、後始末がたいへんです。
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