桜の花がほぼ散り、おっさんの住む地方でも田植に向けての準備、田起こしが始まっている。というか、今はほとんどの田んぼは田起こしが終わって、水を張り2回目のトラクター作業をしている所もある。
おっさんチの田んぼも数日前から延べ3日かけて田起こしを行った。
田起こしをしていると、どこからともなく、青サギ数羽飛んでくる。春の風物詩である。
毎年遭遇することなのだが、今までは何を食べてるのかなー?と漠然と見ているだけであった。
今年は、動画を取りつつ、じっくりと観察してみよう!と思った。
オケラなのか、ミミズなのか?
アオサギのエサはアマガエル
よーく見てみると、彼らアオサギのエサはアマガエルであった。おっさんの見た限りでは、小ぶりで緑色のカエルばかりだった。
1分間に3、4匹ものみ込んでいた。20秒に1匹の割合で食事にありつける。こんなうれしいことは、サギたちにとってはない。(おっさんが、サギだったとしたら)
アオサギはくちばしが細長いので、カエルがうまくのどまで行かず途中で引っ掛かっているヤツもいた。
アイツら、意外と食べるの!下手なんだ
という印象である。小ぶりで緑色のカエルばかりだったのもクチバシの細さが影響しているのかもしれない。
この動画はiPhone6で撮影、MACのiMovieで編集後、転送容量削減のためWindows版BANDICUTで動画サイズの変換処理を行っています。
アオサギにとって狩りには好都合
トラクターで田んぼの土をえぐられ、起こされ、布団をはぎ取られた雨ガエルたちは、
何事、地震か?
と思ったのだろうか?
不意を突かれたアマガエルたちは、朝早く寒いからなのか、不意を突かれたからなのか、動きが鈍い!
あぜを登ろうとしてヨタヨタしているカエル、2匹が重なってぶつかりあっているようなカエルも見受けられた。
サギにとっては好都合だ!
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動きのいい、フットワークのいいアマガエルは動体視力の良いアオサギにとっては好都合。人間も動物も動きのあるものに対しては敏感に反応する。
- トラクターによる不意打ち
- 低温によるカエルの動きの鈍さ
- 動体視力の良さ
奴ら(アオサギ)は奴らにとっては有利、カエルにとっては不利なこの時期(春)、この場所(田んぼ)という事である。
狩りの様子を見てみると
たたずまいは優雅に、まずは遠巻きに地表を観察する。たぶん数m先から獲物が見えているのであろう。
ひとたび、獲物にロックオンすると、首を前後に動かしながら、獲物に駆け寄ってゆく。
最後に、細長くとがったクチバシで獲物を挟み込む。
1回では飲み込めないようでクチバシで獲物を挟み込むつつ、のどの方へ送ってゆくもようである。
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