梅雨が明けた途端に猛暑日を記録するところが増えてきている。
人間もそうだが、ドローン本体、関連機器も相当、負担がかかっていると思われる。
猛暑日でなくても、夏場の炎天下でのフライトの際、気を付けなくてはならない事がある。
それは、携帯電話の熱暴走
特にH216A+HT009コントローラでは、携帯電話の仕事量が多い
・X-Habsanアプリを作動
・ドローンの機体とWIFIでの通信
・コントローラーとBlueToothでの通信
・GPS衛星との通信
フライト後であるが、携帯電話に 高温注意 の画面表示が出て、操作不能になってしまった事が何度かある。意外と何回も!
これが、フライト中に起こっていたら、ぞっとする。
H216Aは電波が途切れると自動帰還する機能があるらしいが、携帯電話が機能停止、または電源OFFでも自動帰還してくれるのだろうか?
たぶん、自動帰還してくれると思うが(希望的観測)、実験してみるのも怖い話だ。
猛暑時のフライト対策は
これといった、画期的な対策はないが、以下のような対策がありそうだ。
・長時間のフライトをさける
長時間フライトすれば、冷却が間に合わず、携帯電話は熱くなる一方なので、1回のフライトは、早めに切り上げ、携帯が冷めてから再フライトする。
でも、長時間飛ばしたくなっちゃうんですよねー!
・遠くまでドローンを飛ばさない
ドローンを遠くに飛ばすと、携帯からのWIFIの出力も増えるはずだ。初期の携帯はWIFIをOFFにするだけでバッテリーが極端に長持ちすると言われていた。実際、私も実践していた。最近はそれほど気にせずWIFIは常時ONで買っている。iphoneは特に、省エネ機能が徹底しているようだ。それでもWIFIを使えば、長距離になるほど、電力消費も携帯の温度も上昇するはずだ。
近距離であれば、心理的な安心感もあり、緊急時の対応も取りやすい?のではないかと思う。
・モバイル・バッテリーで電力を供給しながらフライトする。
私のiphoneは最初100%充電であっても電池パック2本のフライトで、半分以下になってしまう。それくらいH216+HT009コントローラー+X-HUBSANの組み合わせでのフライトは、携帯電話のバッテリー電力を大量に消費する。
リチウムイオンバッテリーは高温だと劣化しやすく寿命が縮むらしい。なので劣化分を、モバイルバッテリーで、補えばという発想だ。猛暑でなくても、私、おっさんは、いつもモバイル・バッテリーを携帯につなぎながら、フライト操作を実践している。
・コントローラーをHT011にかえる
HT009コントローラーは携帯から直接WIFI電波を飛ばしているようで、携帯電話のバッテリーの電力を大量?に消費するものと思われる。
HT011コントローラーはWIFIブースターが付いており、携帯のWIFIを中継しで電波を飛ばしてくれる。携帯とコントローラは密着しているので、解体からのWIFIに使う電力は大幅に減少できる(はず)計算だ。
私も、以前から気になっているのだが、今だ購入には至っていない。
・携帯電話を物理的に冷やす
携帯に冷却シート的なものを貼り付ける
携帯に放熱版を貼り付ける
ミニ扇風機やFANで携帯を冷やす
・このミニ扇風機、ドローンで使われるモーターを採用。
・99g、ヘッド約60mm、大きさ159mm。
・風速最大40km/h(11.1m/s)、家の扇風機は「強」で4m/sなので、かなり風圧と、涼しさが実感できるのでは?!(買ってないので)。
・USBで5時間FULL充電にて約4.5~24時間使用可能。
・約30分の充電で約3時間使用可能
・7種の安全装置(逆起電力、過充電、過熱防止、過電圧防止、
過電流防止、ショート防止、過放電防止)
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