MACの標準アプリである写真アプリ。
私の場合は、写真は写真アプリで管理している。
写真の中身は、イベント、趣味、メモ、田んぼ、仕事など多岐にわたり、枚数は約10,000枚ある。全ての写真を一元管理するのは便利ではあるのだが、集中的に物事を行う上ではライブラリを分けた方が良いと思うようになった。
ライブラリを分ける(専用ライブラリを作る)
きっかけは、田んぼの記録写真の管理に関してである。写真の内容は苗や稲の写真、機械の設定、田植え時の肥料や、苗の余り具合などであるが、どれも絵づらとしては同じようなものばかり。
10,000枚のライブラリの中でよく似た写真ばかり見ていても面白くない。本当は過去の感動や記録を見たいのにちょこちょこ同じような写真が出現するとウザ苦しく感じる事もある。
それで、あっさり田んぼ関係の写真だけの専用ライブラリを作り管理する事にした。
「いつ」と「どこで」
田んぼの管理では、「いつ」、「どこ」の田んぼでが重要になってくる。
「何を」を「どうした」は写真を見ればおのずとわかる。
組織内で仕事をしている場合は「誰が」には色んな人が当てはまってくることになる。私の場合は、集落営農の形態をとっているが、作業は各農家で自分の農地を管理してゆく感じなので「誰が」は、ほぼ自分自身である。
「いつ」、「どこで」に関する情報は、写真を見ただけではわからない。
そこで、写真アプリの出番だ!
「いつ」 MACの写真アプリでは、日付毎に写真管理ができるので、写真を見れば、何をどうしたかが確認できる。
「どこで」 の管理
管理例1 圃場別管理
MACの写真アプリでは、地図上、航空写真上で撮影場所別に写真が表示可能である。
今管理している圃場(ほじょう)は6枚ある。航空写真を拡大、縮小してゆくと圃場の数と同じ6カ所になる事がある。これで、どの圃場に何枚くらい写真がとられたかが把握できる。
例えば左から2番目の 43 と書かれた写真を、ちょい長めにクリックするとその圃場で写した写真が表示される。
管理例2 圃場内管理
上の例では1枚の圃場の内のどこで撮影したかが確認できる。
田んぼの写真は、似たような写真が多く、写真に位置情報が同時に記録されているので非常に便利である。
たとえば、もぐらの穴があり水漏れのあった場所の写真を撮ったけれど、数日後に改善しようと圃場に行ったが場所がどこだったか忘れてしまった場合などに使えそうだ。
使い方は管理例1と同様左側の「撮影地」をクリックし航空写真を圃場1枚分が表示されるまで拡大し大まかな場所に目星をつける。致命的な水漏れの場合、もぐらの穴は排水路に面している部分(上の写真では下側の部分)なので8枚の写真の中のどれかにあるはずである。なお、運が良ければ航空写真上の代表写真として表示されている場合もある。
マイアルバムで圃場毎にアルバムを作成し、そこに写真をほおりこんで行ってもよい。
これで管理ができるかどうか、運用しやすいかどうか、容量的に破綻しないかどうかは、しばらく運用してみて様子を見てみる事にする。
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