今年も、コシヒカリの穂が出る時期になった。
田んぼの圃場内ではじめて出穂が見られたときを出穂始め、稲1株の40~50%の穂が出たときを出穂期(しゅっすいき)と呼ぶ。この違いが、今年になるまでよくわかっていなかった。
2020年は8月1日を出穂期としたけれど、正確には出穂始めが8月1日ということになり出穂期は不明となる。
2019年は8月1日に出穂始め8月1日、出穂期は不明となる。
8月1日 コシヒカリの稲穂が出始めた!?
コシヒカリといえば新潟県魚沼産が有名ですが、 コシヒカリの生まれは福井県の農業試験場! 広告の品は、同じ福井県の特別栽培米で農薬が少ないか未使用だとおもわれます。その分、特別栽培米の値段は高額です。(ちなみにうちの田んぼでは農薬使ってます)...
今年はじめて穂が出たのをみた出穂始めが 7月31日。昨年より1日早い。警報級の大雨もあったけれど、毎日暑い日が続いていたので、稲の生長が早いのでしょう。
出穂期は各作業の目安となる
出穂期から38日目が刈り取りの目安とされている。
水管理も出穂期前後で変えるらしいが、色々な情報があって、悩むところが多い。
隣の田んぼのまねをして見たり、NETや会合で話を聞いたりしている。毎年、これでいいのかな?と思いながら最終的には自分で判断をしている。
米作りに正解なし
コシヒカリはつぶれやすい
家の田んぼはほぼ毎年つぶれている。コシヒカリは特に倒れやすい品種である。
田んぼがつぶれてしまうと、稲穂が地面に近くなり、倒れた稲を起こして稲を刈ることになる。コンバインの刈り取り高さ調整が悪いと、倒れた稲を踏んづけてしまったり、刈り取り部が地面の土に突き刺さったりして作業が難行する。
そうならないように、水管理や、溝切、肥料の施肥量を調整するのだが、結果はなかなか思ったようにならず、倒れてしまう。
また、これからの時期は台風による大雨や強風で稲が倒れてしまうことも多い。ちょうど、刈り取りの時期と同じくして台風がやってくるようにも思う。
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