家の台所には榊(さかき)の小枝が1本生けてある。(写真は台所での撮影ではありません、場所を移動しての映え用の写真です)
2020年12月に報恩講の時に枝ぶりがよくない余った榊を生けたものである。
あれから1年と1か月ちょっと、いまだに枯れずに生きている。すごい生命力である。
ただ、黄色くなった葉っぱ、少しやせ細った葉っぱが増えて、多少元気がよくさそうな感じである。
水だけは切らさずに約1年ちょっと見守ってきた。
水だけでも結構生きれるもんなんだ。
人間だと水だけOKの断食をしても7日くらいが限度ではないだろうか。榊の木は今の所水だけで約400日生きている、断食している人間の50~60倍以上の生命力である。
人間が100歳なら木は計算上、樹齢5000~6000年以上なのか?
世界最古の樹木の樹齢は諸説あるようだ。
知らべてみたら、諸説あるようで、一例として挙げてみる。
樹齢4700年
カリフォルニアのインヨー国立森林公園 ブリスルコーンパイン(Bristlecone Pine)の木
AFPBB Newsの記事へのリンク: 樹齢4700年、世界最古の巨木
樹齢9000年
スウェーデンのフルフジェーレット山脈にあるオウシュウトウヒ(マツ科トウヒ属の針葉樹)。
grapeの記事へのリンク : 樹齢9950年、世界最古の木 長寿の秘訣はクローンシステム
8万年生きている生命体
樹齢約80,000年 アメリカ.ユタ州 『パンド』 ポプラの群生
群生の単一個体の樹齢は200年を超えてはいませんが、8万年を超えて生きる、1つの根系から繋がって生えています。総重量は6千トンを超え、地上でもっとも重い生命としての特徴も持っています。
番外:樹齢400年
梅の盆栽で有名な滋賀県 長浜盆梅展の梅は古いもので樹齢400年以上だったと記憶している。
始めてみた時は、圧倒、圧倒されたものである。
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榊と真榊
榊(さかき)は、神棚に飾ったり、神社の玉串奉納の際の玉串の材料に使われたり、仏事にも使われる。
神社の真榊(まさかき)には榊の文字があるように、天辺(てっぺん)には榊の木が使われている。
榊の文字は木の神様、神様の木の意味も含まれており、青木として、神聖なものとして神社の飾りや神事には欠かせない木である。
写真の花瓶に差した榊は真榊を簡略化した感じににもみれる。
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